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「介護職 = 考える杖」を定着させるために

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全国には約5万の介護関連施設があり、およそ180万人の介護職員が働いています。

一括りに介護施設といっても施設によって運営方針はさまざまあり、介護の仕方=介護方針は介護職員個人の裁量に任されているところも少なくありません。

しかし、介護の仕事は介護する高齢者の介護度、さらには性格も千差万別ですので「個人の裁量に任せる」ではあまりにも職員の負担が大きく方針として不十分です。

私たちが一人ひとり違った人生観を持っているのと同様に、介護に対する考え方(介護観)もひとそれぞれです。

例えば、介護施設に歩行が不安定な高齢者の方がいたとします。

① 転んだら大変だからと車いすにのせる職員

② 自力で歩く方が良いと歩行を促す職員

どちらが正しいと言えますか?

入居者の要望に可能な限り応えたいと奮闘する現場の介護職員と、業務の採算性を考えなければいけない上司・経営者。立場の違うそれぞれの考えを支えるには明確な方針が必要であり、それが入所者の満足度向上、ひいては介護職のイメージをかたちづくっていくものになるのではないでしょうか。

私たちは、セミナー等を通して介護に関する指針を発信することで、もっと働きやすく、もっと働きがいのある職場づくりを応援します。

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​会員募集

今の施設(会社)の方針が自分の介護観と違うと思っているのはあなただけではありません。

あなたと同じ悩みを持つ方がいるかもしれません。

また、みんなの話を聞けば考え方が変わるかもしれません。

この先数十年、日本の社会は高齢化とともに歩んでいく必要があります。

個人として、企業として、今後なにが必要なのかを一緒に考えましょう。

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